2000.12.15 門田 浩
少し時間が経ちましたが、
12月5日に五反田東京デザインセンターB1,B2で開催された、TRONSHOW2001で聴講した坂村教授の基調講演について簡単にレポートします。
先ず、成果のレビューに続き、来年度(来世紀)の方針を述べられました。
今回はトロンだけの言わばプライベートショウであるためか、あるいは最近の評価の高まりによる
自信の表れとでも言うべきか、通産省(もうじき経済産業省)を始めとする官僚への批判はありませんでした。
(期待された方々もおられたでしょうね)
来年度(来世紀)の注力分野は
1)電子社会のSecurityインフラであるeTRON仕様IC-Card
すでにIC-Cardを作成済みで、会場内で実証実験をPR
独自のタンパレジスト構造をもったチップとのこと
2)GUIリファレンスとしての電子ブック
これを用いて下記を研究実用化する。
コンテンツ配信
課金メカニズム
多国語表示と作法
特に、課金メカニズムについて強調され、「多大な興味をもって」いると。
3)トロンの軽量化
21世紀のトロンでは LESS(Light, Economical, Safty, Stable)を旗頭とする
この話の中で、軽量Javaとして、サンのKVMについて言及があり、
このLESS思想に近いもの、として評価されていた。
なお、会場では30社ほどの展示があり、ITRON仕様製品関係とGUIが中心でした。
その中でGUIプラットフォームをヤマハが展示、携帯電話にTRON仕様GUIを乗せたデモが目をひいてました。
展示、セミナー構成を見ると昨年度に比べ、明らかに規模が拡大しています。
本会場はすでに手狭であり、来年度(来世紀)は一工夫が必要でしょう。
(坂村教授より、個人的にですが、田丸さんと私に企画関係の支援要請がありました)