編集部だより
| 「組込みLinuxコンソーシアム記者発表」
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7月13日、折からのESEC会期中に、組込みLinuxコンソーシアム発足の正式発表が
行われた。7月10日の日経新聞朝刊一面に「基本OS共同開発」的な衝撃的記事が掲載された後、その実態が注目された。
発表記者記会見は、一般の関心も高く、記者を含め40名ほどの出席があった。フジTVとNHK-TVのカメラがあり、NHKでは同日夕刻6時のニュースで報道されたようだ。 さて、団体の構成を拝見すると、RT-Machで技術的にも裏打ちされた中島早稲田大学助教授を会長に据えたのは好感がもてる。一方、副会長はディストリビュータ、開発ツール、そしてユーザ(予定)から、また位置付けが若干不明ではあるが業界と学会からのアドバイザリ、と形の上ではそれなりに準備されているようだ。 少し気になるところを述べれば、Linuxそのものの専門家の名前が見えないことである。 次に実際の活動であるが
マイクロソフトとの軋轢は生じないかどうか、との質問に、「関係はない」との趣旨の応えがあったが、逆は真ならずであろう。ユーザには選択肢が増えたわけではあるが、MSにとってみれば新たな脅威?が増えたことには変わりが無い。 サーバー市場で実績があるLinuxが、専用機器としての組込み機器でも実績を築くことは容易に想像できる。アドバイザリのメンバーは一部を除けばITRONの推進メンバーであり、ここでITRONとLinuxの棲み分けが注目される。
・日本エンベデッドリナックスコンソーシアム(Emblix) 2000年7月21日 EIS編集部
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