>>>>週刊ニューヨークフォト通信(3) <雪景色>
 
 
   今日は何と言っても、スーパーボウルが話題の中心のようですが、あいにく 我が家にはテレビが無いので、最近のフットボールの情勢も追いかけておらず、何か気が抜けた状態です。
  試合そのものは、近くのスポーツバーに行けばおそらく見られるのですが、雪も降ってきたし、自宅でゆっくりすること にしました。
 
 

 先週の New York の話題と言えば、とにかく寒かったこと、雪が降った ことでしょう。ここ最近(2〜3年)は暖冬だったのですが、ことしはちょ っと違うようです。雪も、4〜5年前に大雪が降ったようですが、その後は しばらく雪のあまり降らない冬が続きました。私は和歌山で生まれ育ったの ですが、和歌山はさすがにあまり雪が降らず、一冬に一回雪が降るかどうか、 でした。その雪が積もったりしたら大騒ぎでしたね。そんな私にとって、先 週の雪も珍しくて最初の頃は大喜びしたのですが、一週間も雪道を歩くと流石にいやになってきます。

  ところで、ご存じの方も多いと思いますが、New York の、特にマンハッタン や私たちが住んでいるブルックリン・ハイツのあたりは、一戸建ての家は無く、 すべてアパート(日本で言うマンションのようなもの)になっています。

  1900年代初頭の10階建てくらいの低層アパートから、最近のバブリーな 高層アパートまで、すべてセントラルヒーティング完備なので、外は極寒の 日でも部屋の中に入ってしまえばとっても暖かい。郊外の一戸建ての家でも ボイラーのスイッチは入れっぱなしと聞きましたから、日本のように朝起きて、 「う〜。さぶ」とかいいながらストーブに火を入れるようなことはありません。 そういった意味では、日本の冬の方が体感的に寒いかもしれません。

  煉瓦造りの古いアパートでは、暖房も昔ながらのスチームなのですが、これが どういう構造になっているのか知りませんが、暖房が入り始めると「カン・ カン」という、たとえば階段の手すりを誰かがたたいているような音がし始めます。慣れるとなかなか趣があるのですが、最初は夜中に誰かがやってきたと思ってびっくりしたことを覚えています。

 そういえば、アメリカには日本では考えられないような法律があるもので、 ここNYでも、冬の間に部屋の温度が華氏45度(だったと思う)を下まわら ないように、家主(もしくはその管理会社)が管理しなくてはならないという 法律があるようです。どこのアパートにもセントラルヒーティングが完備されている背景には、このような法律があったのですね。

  ところで、華氏45 度といえば、摂氏で言うと約7.2 度。私はこの華氏という温度になかなか慣れなくて、いまでもわざわざ摂氏に直して考えます。アメリカは温度に限らず、 長さ(フィート、インチ)、重さ(ポンド、オンス)、容量(ガロン)、 距離(マイル)など、いまではアメリカでしか使わないような単位を使って いるので、本当に苦労します。隣国のカナダやメキシコでも、今は メートル法(メートル、グラム、リットル)を使っているのに、です。 グローバルスタンダード云々と言う割には、とってもドメスティックな国ですね。以前、日本の車のハンドルが右に付いているのは非関税障壁だ、 とか言っていたようですが、それならアメリカでしか使わないマイル・ ガロン・華氏表示の計器板も非関税障壁ですよね。

  話が脱線してしまいましたが、今日の写真は、先週の雪の風景をお送り しようと思います。この写真は、自宅を出て地下鉄の駅に向かう途中で 撮ったものです。特に趣のある写真というワケではないのですが(笑)、 我々にとっての身近な風景ですので、ぜひごらんください。

  では、また来週!

 

 
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