題名:インターネットの優位性

発言者:三茶奇一
投稿日:97年2月21日 10時55分24秒
リモートホスト情報:202.248.52.11

発言内容

2月19日の『日経産業新聞』3面に興味深い記事が出ていたので
ご紹介します。

内容は、テレビ、新聞、雑誌、インターネットの広告効果を比較検
討したもの。
日本広告主協会(理事長=福原義春資生堂社長)のディジタルメディア
委員会がまとめた中間報告。まとめる経緯について、同委員会の定森委
員長は「過去1年間、資生堂、ソニー、トヨタ自動車など会員各社の具
体的な利用報告を聞きながら議論を進めた」と語っている。

この記事で同委員長は次のように発言している。
(これは、広告主側の発言だが、私などは広告主に向けて、常日頃強調
していることで、意を強くする発言だった。)

「インターネットは『ワン・ツー・ワン』の双方向コミュニケーション
が売り物なのに、まだテレビや新聞の手法を置き換えただけという感が
強い」

「テレビの累計視聴率をヒット数で置き換えたようなアクセスの多さよ
りも、利用者がどれだけ深く情報に関心を払い、双方向の理解をしたか
がポイントだろう」

さらに感心したのは、同中間報告がまとめたテーブルである。これは、
各メディアが視聴者に与える心理的影響を測ったもので、インターネッ
トが他を圧倒する影響力を持つことを示している。

以下、このテーブルを転載します。


<表題>
広告による心理変容過程における機能分類
(ディジタルメディア委員会中間報告より)

<凡例>
●著しい効果がある ○効果がある ‐効果がない
商:商品広告 企:企業広告 
イ:イベント関連情報 調:調査・アンケート等

――――――――――――――――――――――――――――――
      テレビ  新聞   雑誌   インターネット
      商企イ調 商企イ調 商企イ調 商企イ調 

プリテスト ‐‐‐‐ ○‐‐○ ○‐‐○ ●●●●

認知    ●●○○ ●●●● ○○○● ○○○○

理解    ○●○‐ ○●●● ●●●● ●●●●

好意    ○●‐○ ○●○○ ●●○○ ●●●●

欲求    ‐‐‐/ ‐‐‐/ ●‐●/ ●●●/

購買後ケア ‐‐‐‐ ‐‐‐○ ‐‐‐○ ●●●●

意見・感想 ‐‐‐‐ ○‐‐○ ○‐‐○ ●●●●
――――――――――――――――――――――――――――――

<この表から分かること>
・認知を除き、インターネット広告は圧倒的な優位性を持っている
・認知面で著しい効果を持つ、新聞・テレビと組み合わせることに
より、完璧な広告(アフターケア)効果を実現できる。
・大手広告主がインターネットをこれだけ評価したということは、
インターネット広告の将来性が明るいことを示す材料だろう。


 


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