●日本経済新聞(1996年7月1日付け)

若い起業家支援任意団体発足へ

インターネット関連事業後押し


研究者ら約50人 技術助言や資金調達

 インターネットを使った新しい事業を立ち上げる若き“電子起業家”を支援しよう――こんな目的を掲げた任意団体「246コミュニティー」が二日に発足する。ハイテクベンチャー起業(VB)が集積する米ボストンの「ルート128」をもじっており、東京の国道246号線のVBや個人の研究者などが中心になって設立する。
パソコン通信で知り合い、その後、付き合いを深めていったVBの経営者や技術者、NEC、東芝など大手メーカーの研究者など約五十人。若手起業家に技術的助言を与えたり、提携先や資金を提供してくれる会社を探す。 
 すでに支援対象として二人が決まっている。一人は先月、富士通を退社した平野勝三氏(25)。従来の五分の一以下の費用でインターネットのサーバーを導入できるシステムを開発。当面は、インターネット関連事業を手掛け、246コミュニテューの事務局を務めるキャラバン(東京、野口寿一社長、03・5486・6917)に在籍し、中小企業をターゲットに売り込む。
 もう一人は主婦で、マイコン開発支援機器メーカーでプログラマーとして働いていた経験を持つ浅間由里さん(32)。インターネット上でマイコン関連の技術者を対象にした電子雑誌を試験的に発刊、将来は有料化を検討している。
 246コミュニティーでは今後、インターネットを通じて新事業の案件を広く募集する。ホームページのアドレスはhttp://www.caravan.net/246c/


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